平成23年6月20日

 

電力消費を大幅削減した日本ラッドの完全外気冷却型データセンターが
「ベスト環境貢献賞」を受賞

-ASP・SaaS・クラウドアワード2011にて-

 

日本ラッド株式会社(JASDAQ上場、本社:東京都港区、代表取締役会長:大塚隆一)の提供する、排熱型データセンターを使用したクラウドサービスSaaSesが、特定非営利活動法人 ASPICの主催する「ASP・SaaS・クラウドアワード2011」のデータセンター部門にて「ベスト環境貢献賞」を受賞しました。

 

近年クラウドコンピューティングの利用や、企業の事業継続・災害対策のためのデータバックアップの取り組みが進むにつれて、データセンターの電力消費は急増してきており、省電力化・グリーン化が急務となっています。

そのような中、日本ラッドは、空調設備を全く使わず外気のみでサーバの除熱を行う新しいタイプのデータセンターを開発し、昨年10月に国内で最初に稼動開始しました。この「排熱型データセンター」は、データセンターの利用電力の効率性を示すPUE(※1)と呼ばれる指標で1.1以下の性能を達成し、現在商用稼動するデータセンターにおいて、世界最高レベルの節電効果を実現しています。

 

通常のデータセンターでは、大量のIT機器を冷却するために大規模な空調設備を稼動させており、IT機器の消費電力以外に空調設備の消費電力が膨大にかかります。
一方「排熱型データセンター」は、外気を取り入れて冷却除熱し、空調設備は使用しないため、同じ台数のIT機器を稼動させた場合でも、大幅に少ない消費電力で済みます。

 

従来の機密型データセンター 排熱型(完全外気冷却型)データセンター
従来型データセンター 排熱型データセンター

発熱体(大型クーラ、電力関連設備)の大幅小型小出力化によって、電力消費の大幅削減と設備償却費の削減による2重のコストダウン

 

日本ラッドでは今後の展開として、検証結果および申請済特許を用いて、建設会社やデータセンター構築事業者へのコンサルティングを進め、環境への負荷の少ない排熱型データセンターの普及に寄与していく考えです。

 

なお今回のASP・SaaS・クラウドアワードでは、ユーザ部門にて、日本ラッドが技術開発に関わった国立大学法人 静岡大学のクラウドサービス利用が準グランプリを受賞している他、日本ラッドが開発やコンサルティングに関与している2社が、ASP・SaaS部門とデータセンター部門でそれぞれ受賞しています。

 

※1 PUE: Power Usage Effectiveness (電力使用効率)

データセンターやサーバ室のエネルギー効率を示す指標で、米国の環境保護庁(EPA)、データセンターの省電力化を推進する業界団体「The Green Grid」なども推奨する。PUEの算出方法は下記の通り、データセンター全体の消費電力をサーバなどのIT機器の消費電力で割った値である。

PUE=データセンター全体の消費電力÷IT機器の消費電力

分母の「IT機器の消費電力」と分子の「データセンター全体の消費電力」が限りなくイコールの状態(1.0)に近づくほど、IT機器以外で消費される電力が少なく、エネルギー効率の良いデータセンターとなる。
日本の標準的データセンターではPUEは2.0~2.5とみられている。

 

クラウドアワード2011

■ ASP・SaaS・クラウドアワード2011について

特定非営利活動法人ASPIC(ASP-SaaS-Cloud-Consortium)が主催する「ASP・SaaSクラウドアワード」は、日本国内で優秀かつ社会に有益なASP・SaaSクラウドサービスを実現しているアプリケーション・コンテンツ提供・オンデマンドサービス、データセンターなどのネットワークを活用したサービス全般について表彰するもので、今回で5回目を迎えます。ASP・SaaS部門、データセンター部門、ユーザ部門に分かれ、エントリー事業者に直接関連のない有識者からなる委員会にて、公平な観点から審査されます。

ASP・SaaS・クラウドアワード2011 URL: http://www.aspicjapan.org/event/award/05/index.html

 

■ 日本ラッド株式会社について

所在地:東京都港区虎ノ門2-2-5 共同通信会館ビル7F

代表取締役会長:大塚隆一

JASDAQ上場(コード番号 4736)

URL:http://www.nippon-rad.co.jp/

 

ソフトウェアの受託開発、システムインテグレーションを主業務とする1999年に公開したJASDAQ上場企業です。近年は自社データセンターを起点としたSaaS事業、業務分析等のコンサルティングサービスのご提供をはじめ、多次元ビジネス分析、地域交通インフラ、動画ネット配信等のソリューションに注力しています。

日本ラッドでは、お客様の『困った!』ととことんお付き合いさせていただく方針のもと、常にお客様視点でのサービス展開を行って参ります。

 

■ データセンターのサービス、建設コンサルティング、及びこのニュースに関するお問い合わせ先

日本ラッド株式会社 ネットワークコンピューティング事業本部 担当:栗原、福田

TEL:03-5574-7816  FAX:03-5574-7822

E-MAIL:info@saases.jp

URL(クラウド・ホスティングサービス SaaSes): http://www.saases.jp/

ユーザ向けお問い合わせフォーム: https://saases-enterprise.saases.jp/ec/contacts/form

 

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