機能8：トレーサビリティー生成＆活用フレームワーク

この図は、Konekti MXのトレーサビリティ生成フレームワークの仕組みを詳細に説明しています。

データ収集：一次データ取得からデータ生成、データベース化まで

1. 対象設備・ラインのデータ取得元がPLCの場合

   Konekti MXトレサビ生成フレームワーク

   1. 各設備から一次データ（ワード/ビットデータ）を取得
   2. データ取得トリガーとして加工終了信号などを使用
   3. 個体番号／ロット判別＋インアウト打刻
   4. 各データ収集・個体番号結合

   Konekti MXデータベースに保存

   • 個体番号型「横並び」トレサビデータ
   • ロット管理型「横並び」トレサビデータ
2. 対象設備・ラインのデータをi-Reporter入力する場合

   Konekti MXトレサビ生成フレームワーク

   1. 一時保存・終了保存によるCSV出力
   2. データコネクター機能によりデータ取得
   3. トレサビデータモードでデータ生成
      ※設備取得できないデータはデジタル帳票へ記録後、データベースへ統合可

   Konekti MXデータベースに保存

   • ロット番号（品番）型「縦並び」トレサビデータ

データの活用

1. データベースと画面APIの連携
   • データベースに保存されたトレーサビリティデータは、個体番号検索型画面やロット検索型画面で確認できます。
   • 不具合流出時の調査時間やデータ抽出にかかる時間を大幅に削減します。
   • 取得データの分析活用ツールも付属しており、ダッシュボードでの分析も可能です。

この仕組みにより、ロットや個体番号で製品の4M（人、機械、材料、方法）を追跡し、問合せ対応や品質改善に役立ちます。
データの蓄積、処理、結合、管理が自動化され、最適なデータ保管を実現します。