PROFILE
プロフィール
イノベーション推進室 室長
Shingo H
- 出身校
- 電気通信大学 電気通信学部 情報工学科
- 趣味
-
フットサル、体を動かすこと、銭湯に通うこと
だらしない体形にならないように、適度に運動することを心がけています。
また、家の近くの銭湯の高濃度炭酸泉に浸かることに最近はまってます。
役員面談でこの人と一緒に仕事をしたいと思ったのが一番の決め手
学生時代に情報工学を専攻し、研究室でプロトコルスタックの実装を行った経験から、ネットワーク関連の仕事に興味を持ちました。
就職活動中、合同説明会に参加した際に、当社の人事担当が熱心に日本ラッドの説明をしており、その説明に興味を持ち、さらに詳しく話を聞こうと思ったのがきっかけです。
適性試験と1次面接を終え、2次面接で当社の役員と面談した際、担当の役員がネットワーク周りの知識を丁寧に説明してくれたことで、この人と一緒に仕事をしたいと思ったのが一番の決め手です。
また、中小企業で歴史的なクラスBのネットワークアドレスを所有していたという点も興味深かったですね。
仕事一辺倒ではなくて、横とのつながりを大事にするエンジニア集団。
イノベーション推進室の仕事内容は、自社製品の開発と多事業部の技術的課題のある問題に取り組むことを主としてます。
雰囲気については、プロジェクトのメンバ構成がそれぞれ1~3人と小さなチームで、プロジェクトは多岐に渡っており、また週の半分以上はリモートワークを活用していることもあり、イノベーション推進室全体で一つのことに取り組む機会は、とても少ないと言うのが事実です。ただし、週に1度イノベーション推進室全員で1つの課題について2時間ほど自由に話し合う時間を設けているため、メンバ間の技術共有や信頼関係が深まっているのかと思います。
社員の皆をサポートできるような仕組みづくり。
ターニングポイントとなったライブ配信システム開発。
私が特に思い出深く、学びの多かった仕事は、2009年に開発した某ゴルフ大会向けのライブ配信システムです。このシステムは、大会の練習や競技中の中継映像をライブ配信し、運営者が管理画面から登録した情報をテロップとともに表示できるものでした。さらに、配信された動画は翌日にはアーカイブ動画として視聴できる仕組みでした。
当時の配信技術はRTMPプロトコルとFlashプレイヤーを使用していましたが、その構成要素や流れ(入力ソース→ライブエンコーダ→配信サーバ→CDN→プレイヤー)は、配信プロトコルを除けば、現在でも基本的に変わっていません。この経験を通じて、高負荷アクセスに耐えるシステムの設計やインフラ構築、同時リクエストの捌き方などを学びました。これは、今後のインフラ基盤構築において貴重な糧となりました。
+αの付加価値を実現したい。
ソフトウェア開発と言うのが一部のエンジニアにとって特異なものじゃなくて、生成AIを用いれば誰もが簡単に作れてしまうそんな世の中になりつつありますよね。だからこそ、常に+αの付加価値を実現したいと考えています。
カスタマイズや改善、UXの向上、ビジネスロジックの最適化、品質管理とテストと言ったソフトウェア開発を進めて行く上での付加価値と、社会貢献と言うか人の困ったことの手助けをすることができる付加価値、これらを実現するにあたって、生成AIのみならずAI全般を上手に活用できたら良いのかなと思っています。
スキルアップに励む意欲、前向きに取組む姿勢が大事。
今は検索エンジンやチャットGPTなどの対話型AIを用いると、それらしいものがすぐに調べられるとても良い世の中となりました。ソフトウェア開発業務を行う上でも、検索エンジンやチャットGPTなどの対話型AIで調べることは非常に有効な手段なのですが、常に良質な回答を得られるわけではありません。そのため、エンジニア自身の知識と判断力が必要となってきます。
そう言った意味で、まずは継続的に基本的な知識を学習していく姿勢が大切です。基本があるから応用もあるし、また正しい判断もできると思います(たまに失敗もありますが、それはそれで良い糧となります)。
また、「なぜそうなるのか?」といった好奇心を常に持ち続けて欲しいなと思います。この姿勢を就職活動と照らし合わせて、活動してほしいと思っています。