ノーコード製造現場DXソリューション
Konekti EXは、製造現場DXを促進し、生産効率の向上・品質向上・コストダウンを実現するノーコードツールです。
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3つのポイント
強力な
データ収集アダプタ
各種「エッジコンピューティングソフト」で収集したデータを受け取り、データ化する機能。大量データ同着にも対応可能で強力なツールです。
自動で楽々!
データプロセッシング機能
データ分析に活用可能なデータへ自動変換します。表示パーツに対応したデータ変換ロジック用意されており、すべてノーコード自動処理です。
カスタマイズ可能な
充実の可視化機能
分析や監視など可視化用のパーツは80種あり、設備を選択すればノーコードで設定終了。ローコードカスタマイズにも対応しており、多様な分析が可能です。
Konekti EXの製品概要
強力ツール群とインテグレーションサービスで製造現場DXを推進します。
図の説明を表示
Konekti EXは、製造現場のデータを収集し、分析し、表示するための強力なツール群とインテグレーションサービスを提供します。この図はその全体的なフローを示しています。
データ収集
- データソース
- 3色灯やセンサー接点から無線で送られたデータ
- PLCからLAN/シリアルを経由したデータ
- 各種計器から目視やカメラで取得したデータ
- 基幹システムや生産計画、既存設備からのCSVデータ
- IoTエッジソリューション
- Konekti Module、Konekti Gateway、WebAccess/SCADA、WISE-EdgeLinkなどの製品を用いて、3色灯やセンサー接点から無線で送られたデータやPLCからLAN/シリアルを経由したデータを収集
- 連携オプション
- 電子帳票「i-Reporter」、業務アプリ構築クラウド「kintone」と連携して各種計器から目視やカメラで取得したデータを収集
Konekti EX
- データ連携、統合、登録
- Konekti EX Data Connector
- データ収集(各種計器から目視やカメラで取得したデータや基幹システムや生産計画、既存設備からのCSVデータ)を連携・統合するためのノーコードツール
- 製造実績入力ツール Plus (WEBアプリ)
- 生産管理に必要なデータを記録し、生産履歴データを登録するためのWEBツール
- Konekti EX Data Connector
- データプロセッシング
- 自動データ収集から一次データベースへの蓄積
- 分析データへ自動変換し、分析用データベース化
- データ分析・表示
- 高性能ダッシュボード
- ノーコード機能で80種類の機能を提供
- SQL文でのカスタマイズも可能
- 直感的な分析結果の表示
- ノーコード設定ツール
- ライン・設備・稼働状態・異常情報などを簡単に設定
- 高性能ダッシュボード
- データ管理・連携
- データ管理
- PostgreSQLやNode-REDを用いて、ERPなどの上位システムとの連携やデータ処理の追加が自由に対応可能
- 上位システム連携
- オープンIFを採用し、ERPなどとの連携を自由に行うことが可能
- データ管理
Konekti EXの特長
- 全てノーコードで設定でき、自動処理が可能
- APIを活用した実績データ自動収集
- 社内どこからでもブラウザを通じて分析画面表示が可能
Konekti EXは、このような強力なツール群とインテグレーションサービスを駆使し、製造現場DXを推進し、データ収集から分析結果の表示までをスムーズに行います。
Konekti EX 6つの特長
設備からのデータ取得設定
PLCやセンサなどの対応機器をLAN及びシリアル接続し、ネットワーク設定を実施します。
データ取得ソフトの設定
WISE-EdgeLinkなど設備からデータ取得するソフトの設定を管理画面で実施します。Konekti関連製品にはすべて管理画面があります。
PLC/計器/センサに対応したエッジソリューションにてKonekti EXへ連携可能なタグ名称(データ名称)を付けることで、Konekti EXとノーコードでデータ連携が可能です。
ダッシュボードのパネル設定
Konekti EX上でパネルを設定します。80種類以上の機能から、表示したい機能名称(グラフやチャート、パネル)、設備、タグ名等を設定するだけで、簡単にダッシュボードのプラグインパーツを作成できます。
GUI操作で設定可能なので面倒なプログラミングやSQL文は必要ありません。見たいデータや見たいグラフをすぐに表示できます。
パーツを組み合わせてダッシュボードの完成!
Konekti EXは、すぐに使える分析テンプレートを多数ご用意しており、データ分析/活用をすぐにスタートできます。
また、ローコードでのダッシュボードのカスタマイズも可能なので、独自の計算によるプラグインパーツを適用できます。
プラグインパーツで
自在レイアウト
ドラッグアンドドロップ、ドラッグで拡大など、視覚的操作で簡単にダッシュボードレイアウトを構成できます。
プラグインパーツは設定だけで準備完了!
SQL文を埋め込むことで
ローコード開発が可能
プラグインパーツは計算式のカスタマイズも可能です。
カスタマイズする場合はSQL文を張り付けるだけの「ローコード」スタイルです。
プラグインパーツは
80種類
プラグインパーツは80種類以上の機能をノーコードで実装できるように提供しております。
グラフ、パイチャート、ビデオ、チャート類、テーブルなど、さまざまな機能を設定だけで利用できます。
また、プラグインパーツ自体の作成もプログラミングで対応可能です*1。
便利なサイドメニューで
簡単アクセス*2/
URLは作り放題
ダッシュボードはブラウザでアクセス可能、ページを構成するURLは作り放題のため、お客様の現場の立場別に画面作成で(保全担当用、生産管理用、工場管理者用など)、運用をさらに円滑化できます。
また、サイドメニューを構成でき、ダッシュボード間の移動をスムーズにします。*1。
*1作成はGO言語やTypeScriptの知識が必要です
*2サイドメニューは、クラウド版は標準装備、オンプレ版はオプションライセンスが必要です
現場のデータ活用を進めようとしても、このような障害があるのではないでしょうか。
データ取得のソフトが乱立し
保存するフォーマットが
バラバラ
データクレンジング、
表示データの生成処理には
プログラム知識が必要
データが大量化し
データ処理自体がリアルタイムに実施できず、
すぐ見たいデータの対応ができない
Konekti EXなら、データ処理もノーコードで自動化が可能です。
製造現場からKonektiエッジソリューションで取得したデータを一次データベースへ一元化するところを起点とします。
その一次時系列データを定期処理で分析済みデータベース化からダッシュボード表示や、生産指示の自動出力や設備データの帳票反映までを完全に自動化することが、ノーコードで対応できます。
図の説明を表示
Konekti EXの製品フロー図は、製造工程、検査工程、組み立て工程、人や作業管理などのデータをKonekti EXエッジソリューションで収集するところから始まります。
これらのデータは一時データベースへ一元化され、定期処理にかけられます。
定期処理ではKonekti EXのデータパイプライン機能を利用して、稼働/異常ビットのログ化、各種指標の自動計算、時間別集計、トレンドデータ生成、生産実績の自動計算などが行われます。
これにより、一時データベースに一元化された一次時系列データから分析済みデータベースへの変換が完了します。
分析済みデータベースに蓄積されたデータは、
- Konekti EXのデータソースプラグインで呼び出され、設備やラインの選択後に指定された機能を組み合わせてダッシュボードに表示されます。
- Konekti EXのデータコネクターを経由し、デジタル帳票に、生産指示として自動出力/設備データとして反映されます。
データ収集後の一連の処理はノーコードで設定可能で、すべて自動化されているため、効率的かつ効果的にデータの収集、分析、表示、管理が行えます。
面倒な生産実績の収集は、「生産実績入力ツール」 と「生産実績自動収集ツール」を活用して、効率的に処理できます。
図の説明を表示
この図はKonekti EXによる生産実績の自動収集と手動記録のフローを示しています。Konekti EXのデータ収集は手動と自動の両方が可能です。
- 手動記録は簡単3ステップ
- 生産計画番号をバーコードで入力
- 専用の入力アプリ(製造実績入力ツール、i-Reporter、kintone)で
- ⽣産計画番号の終了を打刻
- 実績(良品数・不良品数)を⼊⼒
- 自動収集
- PLCやセンサーなどの設備データをWebAccess/SCADAを使用して収集
- 品番や生産計画番号の変化点で自動記録、ショット数や良品数を10秒間隔で計算し、終了をトリガーにデータを集計
- データ管理
- Konekti EXは送られてきた実績データを生産履歴データに書き込み蓄積
- ダッシュボード機能で生産進捗を管理し、ERPやその他の生産管理システムへデータを送信
このシステムにより、生産現場のデータを効率的に管理し、データ収集が手動と自動の両方で簡単に可能になります。
kintoneやi-Reporterなど人気製品との連携を強化しました。CSVなどもノーコードで簡単にデータ統合できます。
図の説明を表示
この図は、Konekti EXのデータコネクタ製品がどのようにして周辺システムとの連携を強化し、データ収集から分析までを簡単に行えるかを示しています。
- データ収集
- 既存データ群(データロガー、検査装置など)
- 生産管理/生産計画(Excelデータ)
- i-Reporter(デジタル帳票データ:メンテナンス記録、日報など)
- i-Repo Project(プロジェクトデータ:進捗データ、生産実績)
- データ統合
- Konekti EXのData Connectorを使用し、各種データを一元管理
- 形式はCSVまたはAPI連携
-
管理画面でマッピングを定義するだけで現場の各種データを連携・蓄積可能
データ例:トレンド、作業履歴、稼働、生産実績、生産計画、メンテ記録、位置情報、トレサビ
- データ分析・管理
- Data Connectorで自動連携されたデータはKonekti EXのデータベースで統合管理され、分析が可能
- 出力と連携
- ConMas Gateway連携ツールを使用し、デジタル帳票へ設備データをノーコードで連携
- i-Reporterでチェックしたいデータを目視ではなく自動取得
-
入力、データ統合、出力のすべてでkintoneとシームレス連携しており、取得データをノーコードで同期可能
設備やセンサの生データから、Konekti EXの集計済みデータまで幅広く連携可能
このシステムにより、データ収集、統合、分析がシームレスに行え、周辺システムの自由度を高めることができます。
ノーコードツールを活用することで、簡単にデータ連携やカスタマイズが可能となります。
ダッシュボードをアップグレードするオプション機能で、さらに多彩なビジュアライゼーションが可能になります。
高度なグラフィック機能で直感的な情報把握を実現!
SaaS Composerを活用することで、工程フローをイメージしたグラフィックアンドン上に、リアルタイムな設備の状況や生産進捗等のKPIを表示し、直感的に理解できるダッシュボードを構築でき、不具合の早期発見に貢献します。
- 2D、3D、アニメーションによる高度なダッシュボード表現を実現
- CADデータを使用し、現場の様子を再現したダッシュボードを作成可能
- プログラミング無しで、現場のリアルタイムアンドンの構築&カスタマイズが可能
視覚に訴えかけるダッシュボードで、不具合発生を低減
すぐ始められる、高速導入を実現するアプリケーション
稼働管理① 不具合早期発見への対応
稼働情報管理の基本であるガントチャートや稼働時間データ、稼働率データ等は自動で計算処理されるので、アンドンや分析表示画面などは設定のみで即日利用できます。
また、早期に不具合を検知できるプラグインパーツ(ガントチャート、停止回数、時間単位稼働率の推移、異常停止のパネル表示など)を多数ご用意しております。
稼働管理② 稼働状況の分析による戦略立案
ラインの稼働状況の傾向値を管理できる、日別計算を自動化・分析できるプラグインパーツを準備しております。稼働率は単純指標となりますが、安定稼働や効率的増産、生産計画の負荷分散等の効果を期待できます。
また、Konekti EXの異常分析機能は、停止原因の分野別、停止時間などを中心に分析でき、稼働率向上に役立ちます。
生産性のKPIづくりとそのモニタリング
生産性そのものの指標(KPI)として、標準製造時間を用いた製造スピードの評価、良品率の評価などを加えた「総合設備効率(OEE)」を分析や改善施策に活用できます。
製造サイクルは「製品の製造時間」を計測して分析します。各工程での標準サイクルとの比較分析や推移グラフなどの分析機能を利用することで、生産効率を視覚化することが可能です。
実績の自動取集から生産・工程進捗のリアルタイム把握
工場全体の生産性を一覧できるダッシュボード構築で、生産数、総合設備効率(OEE)、標準生産数と現在の乖離や生産計画との進捗差等を視覚的にリアルタイムに表示できます。
設備稼働関連情報や異常情報等、生産進捗の悪化要因となる指標を一画面で監視することで、生産遅れ時の原因解明の早期化など対応可能になります。
生産進捗把握をリアルタイムに実施する便利機能も備え、生産計画をKonekti EXに読み込むことで、個別の生産計画に対する「どの工程にいるか?」「どの程度の数量ができているか?」「製造のスピードはどうか?」など、生産指示番号ベースで表記することが可能です。
設備保全/遠隔地数値管理
保全専用ダッシュボードページは「作り放題」。各種グラフ、リアルタイムパネル、アラーム機能などを利用して、保全関連で管理が必要な数値を集めた「設備状態管理板」やアナログ値遠隔監視画面を簡単に作成可能です。
遠隔監視では「IoTエッジソリューション」で取り扱う遠隔監視用センサや送信機の利用で、見回り必要な計器や立入困難エリアのデータを自動収集できます。収集したデータはグラフ化、パネル化を簡単に対応でき、様々な状況観察ができるダッシュボードの構成が可能です。
エネルギー管理対応/炭素使用量算出を自動化
脱炭素だけでなく、警報や使用量異常などの発生時に早期発見できるエリアごとアラート設定や、グラフィック監視などの機能を備え、早期に不具合発見を実施できる環境を整えます。
各系統の計器類からのデータ、市水、工水、ガスなどのデータを取得できるため、エネルギー全体の使用量を管理、設備稼働などのデータと合わせて分析可能です。電気使用量監視に必要なスペックは専用プラグインパーツですべて搭載し、Konekti EXのみでエネルギーや設備のデータ管理を一元的に実現できます。
また、Konekti EXでは、理論値で各計器からライン・設備に送っているエネルギーを分配し、再集計する機能を搭載しております。既設工場のメータ類を大きく変更せずデータ取得や炭素の計算を実現します。
また、各メータには「エネルギーカテゴリ」を設定でき、地域ごとの炭素係数を管理可能で、炭素排出計算を自動的に実施できます。